Firenzeに住んでいながらなかなか美術館にも並ぶことを考えると面倒くさくなってあんまり行ってませんでした。
今日はずーと行ってみたかった美術館、スペーコラに行ってきました。
今まで行った美術館のなかで一番印象に残ったものになりました。
ピッティ宮殿を通り越し、ずーと歩いていくと左側にある建物の中に入り口が。
プリモピアーノ、イタリア語では一階ですが、日本では二階になります。
そこに入り口があって、それもこれ本当に美術館の入り口?というかんじ。
入ってびっくり、海洋生物、バクテリア、蚤、から哺乳類、鳥類、とにかくすごい数の剥製の山!!!!
観覧スペースに入りきらないぐらいのコレクション。
今では不可能な動物たちの剥製も陳列されていてびっくり!!!
キウイ鳥?なんて剥製初めてみました。
鳥類の部屋なんてなん部屋あるんだろうってぐらい、あるいみシューレアルな空間。こんなところでファションフォト撮ったららすごいだろうなー。
撮影禁止なんですが二枚だけ撮らせてもらいました。
映りわるいですが人形の家みたいなのが、家のなかの蚤の居場所と種類なんです。
ボタンを押すと蚤のいる場所が点滅するという具合。(笑)
剥製のコレクションにあっとうされ、もうなんだか分からなくなってくると またまたガーンと圧倒されるのが人体解剖!!!
といってもホルマリンずけのものはもう展示されてませんが、蝋でつくられて人体のパーツがこれでもかと陳列!!!
なぜかKingdom Hospital (by Lars von Trier's) を思い出してしまった。
でもすごく興味深くじっくりみてしまいました。
もちろん赤ちゃんが母体のなかで育っていく過程を陳列したものは赤ちゃんの身体がミニチュアに小さいだけから大きくなるといった間違いもありましたが、よく西洋のひとは人体を勉強してたんだなーと圧倒されました。
やはりダビンチの絵をみても肉体の中、構造を熟知したうえで書いていたというのが納得できました。だからリアルなんですね。